約 2,912,609 件
https://w.atwiki.jp/jojoallstarbattle/pages/78.html
吉良吉影 矢安宮重清 ウィル・A・ツェペリ ワムウ 空条承太郎 ジャン=ピエール・ポルナレフ DIO 空条徐倫 エルメェス・コステロ 吉良吉影 吉良吉影 星 ★★★ HP 4500 出現率 2.8% 所持メダル 吉良吉影SPコスA 1 吉良吉影挑発D 15 広瀬康一勝利A 15 岸辺露伴SPコスA 1 東方仗助挑発D 15 岸辺露伴勝利A 15 吉良吉影カラー追加C 1 広瀬康一挑発A 15 岸辺露伴勝利D 15 音石明カラー追加C 1 岸辺露伴挑発A 15 吉良吉影擬音追加 13 吉良吉影台詞追加 1 吉良吉影勝利A 15 吉良吉影挑発A 15 吉良吉影勝利D 15 矢安宮重清 矢安宮重清 星 ★ HP 1500 出現率 3.2% 所持メダル 東方仗助SPコスA 1 矢安宮重清挑発D 15 東方仗助勝利A 15 広瀬康一SPコスA 1 東方仗助挑発A 15 虹村億泰勝利A 15 矢安宮重清カラー追加C 1 虹村億泰挑発A 15 虹村億泰勝利D 15 虹村億泰カラー追加C 1 虹村億泰挑発D 15 矢安宮重清擬音追加 13 矢安宮重清台詞追加 1 矢安宮重清勝利A 15 矢安宮重清挑発A 15 矢安宮重清勝利D 15 ウィル・A・ツェペリ ツェペリ 星 ★ HP 1500 出現率 3.3% 所持メダル ツェペリSPコスA 1 ツェペリ挑発D 15 ジョナサン勝利A 15 ジョナサンSPコスA 1 ジョナサン挑発A 15 シーザー勝利D 15 ツェペリカラー追加C 1 シーザー挑発D 15 ジョニィ勝利A 15 ジョナサンカラー追加C 1 ディアボロ挑発A 15 ツェペリ擬音追加 13 ツェペリ台詞追加 1 ツェペリ勝利A 15 ツェペリ挑発A 15 ツェペリ勝利D 15 ワムウ ワムウ 星 ★★ HP 3600 出現率 2.4% 所持メダル ワムウSPコスA 1 ワムウ挑発D 15 ジョセフ勝利A 15 シーザーSPコスA 1 ジョセフ挑発D 15 シーザー勝利A 15 ワムウカラー追加C 1 シーザー挑発A 15 エシディシ勝利D 15 シーザーカラー追加C 1 エシディシ挑発A 15 ワムウ擬音追加 13 ワムウ台詞追加 1 ワムウ勝利A 15 ワムウ挑発A 15 ワムウ勝利D 15 空条承太郎 空条承太郎 星 ★★★ HP 7500 出現率 2.5% 所持メダル 空条承太郎SPコスA 1 空条承太郎挑発D 15 アヴドゥル勝利A 15 空条徐倫SPコスB 1 アヴドゥル挑発A 15 東方仗助勝利D 15 空条承太郎カラー追加C 1 広瀬康一挑発D 15 音石明勝利A 15 東方仗助カラー追加C 1 音石明挑発A 15 空条承太郎擬音追加 13 空条承太郎台詞追加 1 空条承太郎勝利A 15 空条承太郎挑発A 15 空条承太郎勝利D 15 ジャン=ピエール・ポルナレフ ポルナレフ 星 ★★ HP 3600 出現率 2.6% 所持メダル ポルナレフSPコスA 1 ポルナレフ挑発D 15 アヴドゥル勝利B 15 ジョセフSPコスA 1 花京院典明挑発A 15 アヴドゥル勝利D 15 ポルナレフカラー追加C 1 アヴドゥル挑発D 15 ホル・ホース勝利B 15 エシディシカラー追加C 1 ホル・ホース挑発A 15 ポルナレフ擬音追加 13 ポルナレフ台詞追加 1 ポルナレフ勝利A 15 ポルナレフ挑発A 15 ポルナレフ勝利D 15 DIO DIO 星 ★★★ HP 6000 出現率 2.2% 所持メダル DIOSPコスA 1 DIO挑発D 15 ホル・ホース勝利A 15 ジョルノSPコスA 1 ジョルノ挑発A 15 ジョルノ勝利A 15 DIOカラー追加C 1 ジョニィ挑発D 15 ジョルノ勝利D 15 ホル・ホースカラー追加C 1 東方定助挑発A 15 DIO擬音追加 13 DIO台詞追加 1 DIO勝利A 15 DIO挑発A 15 DIO勝利D 15 空条徐倫 空条徐倫 星 ★ HP 1500 出現率 4.0% 所持メダル 空条徐倫SPコスA 1 空条徐倫挑発D 15 エルメェス勝利A 15 ジョニィSPコスA 1 エルメェス挑発A 15 エルメェス勝利D 15 空条徐倫カラー追加C 1 エルメェス挑発D 15 プッチ勝利A 15 エルメェスカラー追加D 1 プッチ挑発A 15 空条徐倫擬音追加 13 空条徐倫台詞追加 1 空条徐倫勝利A 15 空条徐倫挑発A 15 空条徐倫勝利D 15 エルメェス・コステロ エルメェス 星 ★ HP 1500 出現率 3.8% 所持メダル エルメェスSPコスA 1 エルメェス挑発E 15 空条徐倫勝利B 15 空条徐倫SPコスC 1 空条徐倫挑発B 15 プッチ勝利B 15 エルメェスカラー追加C 1 プッチ挑発B 15 プッチ勝利D 15 プッチカラー追加C 1 プッチ挑発D 15 エルメェス擬音追加 13 エルメェス台詞追加 1 エルメェス勝利B 15 エルメェス挑発B 15 エルメェス勝利E 15
https://w.atwiki.jp/zenjanrusaikyou/pages/46.html
【名前】ジョジョの奇妙な冒険 【ジャンル】漫画 【名前】アヌビス神 【大きさ】人並み(ポルナレフ)+シルバーチャリオッツ(甲冑を着た人並み)+折れた刀(アヌビス神) 【攻撃力】シルバーチャリオッツの攻撃力: 空気と空気の間に溝を作り炎を自在に切り裂き、さらにはじき返す(VSアヴドゥル14巻) 鉄製のバンパーを豆腐のように切る(VSハングドマン16巻) 剣針を飛ばすことにより中距離(十数m前後)攻撃が可能。(vsアヌビス神21巻) アヌビス神の攻撃力(21巻) : 直径1m程度の石柱をなんなく切り裂く。 ダイヤモンドすら破壊可能なスタープラチナの攻撃を受け「覚えている」ので 恐らくそれ以上の破壊力はあると思われる。 物体透過能力があり、自身の切りたいものだけ切ることができる。 【防御力】 本体のポルナレフ自身は鍛えた人間程度。 刀(アヌビス神)は鉄製のバンパーを豆腐のように切れるチャリオッツでも切れない硬さ。 一撃で校舎の壁に屋上まで亀裂を入れたり、ダイヤモンド並の硬度の 巨大な歯をいくつも粉砕できるパンチを受けて折れた。(しかし戦闘は普通に可能) 【素早さ】 シルバーチャリオッツ :剣速は亜光速。移動速度は承太郎達の眼に7体に分身してるように見える程の速さ。 アヌビス神を持ったシルバーチャリオッツの素早さ:上記のシルバーチャリオッツの素早さに加え、 スタープラチナのカウンターパンチを圧倒的に上回る剣速の二刀流。(vsスタプラ21巻) スタープラチナ:亜光速のチャリオッツの剣の速度を覚え、 それを上回るアヌビス神の剣撃が40~50cmまで迫ってから カウンターパンチをぶち込める。 更に上記の自分のカウンターパンチの速度を覚え 更に加速したアヌビス神の剣撃を真剣白羽取りが可能。 更にその真剣白羽取りの速度を覚えたアヌビス神のラッシュをガード可能。 更にそのガードの速度を覚えたアヌビス神の剣撃が数センチまで迫った状態から 剣に頭突きをすることでガード可能。 更にその頭突きの速度を覚えたアヌビス神とチャリオッツの二刀流でのラッシュを 数秒程度ならラッシュでガード可能。 更にアヌビス神が承太郎の腹に刺さった状態からアヌビス神が内臓をバラバラに ぶちまける前にラッシュで剣を粉々に破壊可能。 その直後、承太郎本人が最後のラッシュは全身全霊を振り絞ったものと言っていることから 最後のラッシュはアヌビス神とチャリオッツの二刀流ラッシュを数秒防いだ ラッシュより速いと思われる。 更にその後、そのスタプラよりスピードもパワーも精密動作性も上回るスタンド『世界』が 現れるが、最終的にはそのスタンドに血の目つぶし攻撃を受け、全力のキックが 放たれてからその脚にパンチをぶち込み、全身をほぼ真っ二つにできるほどの素早さと パワーを誇る。 * 下記設定原文 あまりにスゴイスピードのため光の速度を超え、 全盛期(18才の時)最大5秒時を止めることができた (ここでいうスピードとは反応速度や攻撃速度など のことであり、移動速度ではない) スタンドは20~30mジャンプ力を持ち、DIOの移動と同程度の速度で本体も一緒に飛ぶ。 (ただ空中での方向転換は建物を蹴ったりしなければならない) 【特殊能力】シルバーチャリオッツ:射程距離:2m 能力射程:10数m(剣針) アヌビス神:刀に触れた者を操る。 操る相手を元々の性格や身体能力に関係なく剣の達人に変え、自分(刀)を使って闘わせる。 攻撃の瞬間、実体である刀を透過可能にして「斬りたいものだけを斬る」事ができる。 刀の切れ味を高める。(硬度も?) 敵の攻撃パターンを学習し、どんどん強くなる。(操る相手が替わってもデータは消えない) スタンドは幽霊を攻撃することが出来る。 物体をすり抜けて干渉可能(ただし、あまり厚い壁はすり抜けられない。 最低でも腕はすり抜け可能。よくて自分の身長分が限界と思われる) 【長所】スタンドはスタンド使いにしか見えない。戦いが長引けば長引く程強くなり、必ず相手を上回る 【短所】強くなる時間が無い程に一瞬で消し飛ぶような攻撃を受けると瞬殺される 【参考】 スタープラチナ:亜光速のチャリオッツの剣の速度を覚え、 それを上回るアヌビス神の剣撃が40~50cmまで迫ってから カウンターパンチをぶち込める。 上記の自分のカウンターパンチの速度を覚え 更に加速したアヌビス神の剣撃を真剣白羽取りが可能。 更にその真剣白羽取りの速度を覚えたアヌビス神のラッシュをガード可能。 更にそのガードの速度を覚えたアヌビス神の剣撃が数センチまで迫った状態から 剣に頭突きをすることでガード可能。 更にその頭突きの速度を覚えたアヌビス神とチャリオッツの二刀流でのラッシュを 数秒程度ならラッシュでガード可能。 更にアヌビス神が承太郎の腹に刺さった状態からアヌビス神が内臓をバラバラに ぶちまける前にラッシュで剣を粉々に破壊可能。 その直後、承太郎本人が最後のラッシュは全身全霊を振り絞ったもの と言っていることから最後のラッシュはアヌビス神とチャリオッツの 二刀流ラッシュを数秒防いだラッシュより速いと思われる。 * 下記設定原文 あまりにスゴイスピードのため光の速度を超え、 全盛期(18才の時)最大5秒時を止めることができた (ここでいうスピードとは反応速度や攻撃速度など のことであり、移動速度ではない) 490 名前: 格無しさん [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 17 12 55 アヌビス神 攻撃力、石柱を破壊できる程度 ただし鎧などは物質透過で無視 精神体攻撃可 防御力、本体は鍛えた人間 刀はは鉄より硬い程度 チャリオッツは物質系は無視 素早さ、亜光速 戦法がないため、最速できり殺す、で考察 ○刃蓮火までは反応前に斬り殺して終り ○ネロカオス、圧倒的な反応の差で再生の前に切り刻めそうかな ×豪鬼、殺せなくて殺される ×ドロス、たどり着く前にソーラレイされる・・と思う。移動速度が分かりにくい ×セレネ、バリアをすり抜けられる保障がない、瞬間移動負け これ以上はバカみたいな攻防で無理 豪鬼 >アヌビス神>ネロカオス 突っ込みよろしく
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/536.html
tes
https://w.atwiki.jp/jojotoho_row/pages/149.html
ウィル・アントニオ・ツェペリ Will Anthonio Zeppeli 登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第1部「ファントムブラッド」 種族 人間 性別 男性 一人称 わし、わたし 特殊能力 波紋法 「『勇気』とはいったい何か!?『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!」 概要 ジョナサン・ジョースターの波紋の師匠。作中の時点(1888年)で50歳。TVアニメ版でのCVは塩屋翼。 学者の家に生まれ、父の遺跡発掘隊に参加した際にメキシコで石仮面を発掘した。 石仮面を被り吸血鬼と化した父はツェペリ以外の発掘隊全員を皆殺しにするが、逃亡するツェペリを追っているうちに夜が明け、朝日で蒸発した。 石仮面が再び人の手に渡って発現することを恐れたツェペリはチベットでトンペティと出会い、吸血鬼への対抗手段『仙道』もとい『波紋』を習得する。 後に石仮面がジョースター家に渡り、ディオが吸血鬼と化したことを知って第一部の主人公、ジョナサン・ジョースターに波紋を教え、共にディオを倒す旅に出る。 『双首竜の間』にてジョナサンの危機を救うべくディオの甦らせた屍生人・タルカスと激突。 タルカスの圧倒的なパワーを前に敗北するも、瀕死の状態でジョナサンに究極の奥義『深仙脈疾走』を託す。 パワーアップしたジョナサンはタルカスを撃破し、ツェペリはジョナサンに看取られながら息を引き取った。 「妻子はいたが石仮面との戦いの為に捨てた」と語っており、第2部にツェペリの孫である波紋戦士・シーザーが登場する。 余談だが荒木先生の名言「大人は嘘つきではありません。間違いをするだけなのです…」はツェペリの設定ミスへの謝罪の際の発言である。 外見 白黒のシルクハットを被った紳士風の装い。 髭を生やした壮年の英国人男性。 性格 ひょうきんで茶目っ気があり一見掴みどころのない性格。 しかし指導の際には的確なアドバイスを送り、戦士や指導者としては一流。 「勇気」を掲げて屍生人に立ち向かう姿は、まさしくジョースターの血統と同様の「黄金の精神」の持ち主と言えるだろう。 能力 波紋法 東洋では「仙道」と呼ばれる能力。 「波紋の呼吸」と呼ばれる特殊な呼吸法によって発生するエネルギー。 波紋エネルギーは太陽の光と同じエネルギーを持っており、太陽光が弱点の柱の男や吸血鬼の体には高い効果を発揮する。 波紋によって生まれたエネルギーは肉体に生命力を与え、負傷した肉体を治療することも出来る。 達人となれば若さを保つことが出来る。 ツェペリはワインを零さずに屍生人を軽くいなすほどの実力を持つ。 +本ロワにおけるネタバレ 本ロワにおける動向 初登場話 003:夜の竹林を行く 死亡話 073:戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ 登場話数 3話 登場時期 ウインドナイツロッドの入り口のトンネルを抜けた直後 スタンス 対主催(主催撃破) 詳細 第3話「夜の竹林を行く」にて初登場。 迷いの竹林で殺し合いに恐怖するメリーことマエリベリー・ハーンを保護する。 親友を想うメリーの気持ちを汲み、すぐに彼女への協力を了承する。地の文でメリーから「まるで父親が子に接するように優しい人」と評されており、流石は年長者と言った所か。 支給品の星熊杯を波紋レーダーとして用いて行動したが、第12話「彷徨える魂、巡り会う者達」にてメリーからツェペリがペットボトルを知らなかったことを疑問として投げかけられる。 その際の会話で二人は時間軸の食い違いに気付き、名簿に記載された複数のジョースターやツェペリの名から「参加者が異なる時代から呼び寄せられている」という可能性に気付く。 しかし会話の最中に波紋レーダーが反応を見せる。馬に跨るポルナレフが接近してきたのである。 肉の芽を植えられたポルナレフは二人に問いかける。「ジョースターという名に聞き覚えはないか」と… 73話「戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ」の冒頭で肉の芽のポルナレフと対峙するツェペリ。 彼の「ジョースターの名に聞き覚えはないか」という質問に対し問答を続けていく。 その内に西行寺幽々子と稗田阿求も現れ、ポルナレフの目的がジョースターの抹殺だということを知る。そんな彼を止めるため、戦いの態勢に入った。 波紋vs幽波紋。その戦いはポルナレフのシルバー・チャリオッツが優勢だった。次第に押され始めるツェペリ。 しかし窮地の所を幽々子の加勢により救われた。2対1の構図へと転換したが、ポルナレフは断言する。ツェペリの力ではDIOには絶対に勝てないと。 一瞬の沈黙が流れ、ツェペリは口を開いて返した。人間の持つ『勇気』と『可能性』…『人間賛歌』を見せてやろう、と。 再びまみえた拳と剣。その時、ツェペリが事前に仕掛けた馬を使った策が発動。ポルナレフに接近することに成功し、波紋疾走を叩き込んだ。 勝利したかに思えたツェペリ達だったが、ポルナレフは倒れなかった。いよいよ本領を発揮したシルバー・チャリオッツのスピードの前にとうとうツェペリは倒れ伏す。 瀕死のツェペリの意志を守るため、そしてその正しさを証明するために戦い続ける幽々子。ひとり奮戦する幽々子だったが彼女も剣の一閃を喰らってしまい、致命傷を負う。 だが阿求の連れて来たジャイロ・ツェペリと豊聡耳神子、そしてメリーの振り翳した白楼剣によって激戦の末、ポルナレフの肉の芽を浄化することに成功。 多く傷付いた仲間達。その中でもツェペリと幽々子のダメージは深刻だった。その幽々子の命の灯火を再び灯すため、ツェペリが最期に託したのは究極の波紋疾走。 幽々子の身体に生命の波動が漲り、その命を繋ぐことができた。だが彼の波紋は自分自身の生命までも繋ぎ止めることは出来なかったのだ。 今際に遺した少女達への言葉は、彼女らの心に残り多大な影響を与えた。そうしてツェペリは逝った。人間の『可能性』を伝えて…。 ―――愛してその人を得ることは最上である… 愛してその人を失うことはその次によい。 【ウィル・A・ツェペリ 死亡】
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/300.html
友達がいない 孤独な心に そっと忍び寄る ヘド吐く恐怖 出会ったばかりの 男は言った 「怖がることはない 友達になろう」 (ホッとした 安心した) 妹の仇を 探す旅路で 妖しい男が ささやきかける 仇の相手を 知りたいために 肉の芽植えられ 配下になった 星のアザ 因縁を示し 黄金の意思 受け継がれたもの DIOのスタンド 時が止まる この世界(ザ・ワールド) 破るために 戦うのは スター・プラチナ そのわけは 母親を 救うため 仲間と過ごした 少年の目に 映る輝きに 恐怖はない 決意の瞳に 輝く光 今までの旅に 後悔はない (受け取って 伝わって) アヴドゥル・イギーを 失った今 悲しむ時間は 俺にはないぜ 明日の希望を 見つけるために 走り駆け上がる この階段を 星のアザ 因縁を示し 黄金の意思 受け継がれたもの DIOのスタンド 時が止まる この世界(ザ・ワールド) 時を止めて 倒したのは スター・プラチナ そのわけは この俺を 怒らせた 承太郎・花京院・ポルナレフの三人は、母親を救うためだけの正義の幽波紋使いである。 100年の眠りから悪の帝王DIOが目覚めたとき、 彼らはスターダスト・クルセイダーズへと変身し、悪と戦うのだ。 母親のホリィを救うため、戦え、我らの幽波紋戦隊スターダスト・クルセイダーズ。 輝け、無数の星屑のように。
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/458.html
ジョジョの奇妙な冒険 661 名前:水先案名無い人 :05/02/17 18 54 43 ID Yeobb6ssO 携帯だからまとめサイトが見れない苛立ちのため、ガイシュツだろうが全スタンド使い入場を投下する! 662 名前:水先案名無い人 :05/02/17 18 55 43 ID Yeobb6ssO 全スタンド使い入場!! 吸血鬼は生きていた!! 百年の時を越え初代JOJOの肉体が甦った!!! 世界 時よ止まれ!! DIOだァ――――!!! イタリア料理はすでに私が完成している!! パールジャムトニオ・トラサルディーだァ――――!!! 館に入り次第執拗に追跡して抹殺してやる!! 殺戮追跡マシン ペットショップだァッ!!! 接近しての斬り合いならこのスピードがものを言う!! 甲冑外しの七体分身 銀の戦車 J.P.ポルナレフ!!! 真の人生哲学を知らしめたい!! 一位より二位の皇帝 ホル・ホースだァ!!! 能力欄は四つがCだが強請りに使うならこいつが一位だ!! 元汚職警官 レオーネ・アバッキオだ!!! アバ茶対策は完璧だ!! 金髪のコロネ ジョルノ・ジョバァーナ!!!! 全スタンドのベスト・ディフェンスは私の中にある!! なめやがってクソックソッが来たッ ギアッチョ!!! 腕相撲なら絶対に敗けん!!空間ごと削り取ったる バカ高校生 虹村億泰だ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 下水道のピュア・スナイパー ドブネズミだ!!! エジプトから炎の支配者が上陸だ!! 魔術師の赤 モハメド・アヴドゥル!!! ルールのある取り立てがしたいからスタンド使いになったのだ!! プロの取り立てを見せてやる!!マリリンマンソン ミラション!!! めい土の土産にジョースター一行とはよく言ったもの!! その暗黒空間が今 実戦でバクハツする!! 亜空の瘴気 ヴァニラ・アイスだ―――!!! グリーンドルフィン刑務所懲罰房チャンプこそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ ヴィヴィアーノ・ウエストウッド!!! 闘わせたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! 刑務所のサバイバー グッチョだ!!! オレたちは小銭収集役ではない大金持ちになるためのスタンドなのだ!! 御存知収穫 矢安宮重清!!! ギャンブルの本場は今やエジプトのバーにある!! オレをビビらせる奴はいないのか!! ダービー兄だ!!! ハヤァァァァァいッ説明不要!! 宇宙一巡!!! 無限の加速!!! エンリコ・プッチだ!!! スタンドは暗殺で使えてナンボのモン!!! 正統派暗殺スタンド!! イタリアパッショーネからグイード・ミスタの登場だ!!! 康一君は私のもの 邪魔するやつは思いきり縛り思いきり髪を埋め込むだけ!! 思い込み統一女王 山岸由花子 自分の運を試しにきたッ!! ボーイⅡマンじゃんけん小僧 大柳 賢!!! 覚悟に更なる磨きをかけ "マンモーニ"ペッシが帰ってきたァ!!! 半径20メートルエメラルドスプラッシュに死角はないッッ!! 法皇の緑花京院 典明!!! エジプトの歴史創世の書が今ベールを脱ぐ!! Jブックス三部小説版から 書記アニだ!!! ペッシのためならオレはいつでも老人だ!! 名前は生ハム プロシュート兄貴 本来の姿で登場だ!!! 医療ミスの罪状はどーしたッ 殺人カビ 未だ消えずッ!! 分離も合体も思いのまま!! チョコラータだ!!! 特に理由はないッ 髪を貶されるとキレるのは当たりまえ!! お母さんにはないしょだ!!! そびえ立つリーゼント! 東方 仗助がきてくれた―――!!! 暗黒街で磨いた眼力!! 第三部のデンジャラス・ワンコロ イギーだ!!! 変質者だったらこの人を外せない!! 超A級殺人犯 吉良吉影だ!!! 超一流大学中退の超一流のド低脳がッだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 百科辞典で滅多打ち!! パンナコッタ・フーゴ!!! オラオララッシュはこの男が完成させた!! ジョースター家の切り札!! 空条承太郎だ!!! ヘタレ王者が帰ってきたッ 何回死んでいたンだッ パッショーネ創始者ッッ 俺達は君を待っていたッッッディアボロの登場だ――――――――ッ 関連レス 665 名前:水先案名無い人 :05/02/17 21 18 19 ID 96xE6IhK0 ムチャシヤガッテ…GJ 666 名前:水先案名無い人 :05/02/17 22 28 28 ID 9KcdlEhG0 スタンド使える主人公の中でジョセフだけいない(´・ω・`) でもシメがよりによってのボスなのにハゲワラタ。 667 名前:水先案名無い人 :05/02/17 22 48 42 ID wcAaTqNj0 ジョーリンも居ないぞ。 668 名前:水先案名無い人 :05/02/18 00 04 47 ID HXoOQSxq0 おいおい・・・兄貴がいないじゃないか。 って、多すぎて選ぶのも大変だよな。GJっす。 669 名前:水先案名無い人 :05/02/18 02 00 54 ID gHnYYYQW0 当然、夜叉猿ポジションはオランウータンだよな! 670 名前:水先案名無い人 :05/02/18 08 18 29 ID hCasSqY+0 ジャンケンは運ではないッ! 勝ちたいという『意志』の力だッ! 671 名前:水先案名無い人 :05/02/18 11 39 54 ID iaousbUa0 サバイバー… コメント 名前
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/290.html
進化する狂信 ◆gsq46R5/OE 不味い。 これは、あまりにも不味い。 ヴァニラ・アイスは血混じりの痰を吐き出して花京院を睥睨しつつ、しかし心は冷静に現状を見つめていた。 以前の彼ならば、何をおいても殺すべき裏切り者である花京院に激昂し、我を忘れていても不思議ではない状況だ。 直情的な気性を持つヴァニラへこの期に及んで尚平静さを与えていたのは、皮肉にもあの忌まわしき敗北の記憶だった。 ヴァニラは一度死んでいる身だ。 花京院典明よりも数段憎らしい、J・P・ポルナレフというスタンド使いの手によって彼は討たれ、灰と消えた。 思い出すだけで血管が切れそうになる失態だが、そんな過去の自分を省みることで逸る心をどうにか沈静化させている。 落ち着け。 焦らず、客観的に自分の状況を見つめるのだ。 ――焦りを悟られぬように殺気を放ち続けることは忘れず、ハッタリを効かせつつ。 ヴァニラ・アイスは考える。 認めるのは癪だが、花京院のスタンド能力は「クリーム」と相性が悪い。 暗黒空間からの出現を感知され、先程のように特殊な配備方法を取れば移動経路すら筒抜けになってしまう。 もしも相手が同じ状況の承太郎やポルナレフならば、十分仕留められる可能性はあった筈だ。 ……とはいえ、これだけならばまだ厄介でこそあれヴァニラに窮地をもたらす程ではない。 クリームの能力は強力だ。 範馬勇次郎という怪物をも葬り去ったように、相手が誰であろうと、当たりさえすればほぼ確実に殺害できる。 仮に生き延びたとしても、完全に避けられでもしない限りは体に重大な傷を残す羽目になる。 多少の相性差や策など真正面から踏み潰してしまえるだけの力を、クリームとヴァニラ・アイスは秘めているのだ。 にも関わらず今、彼が攻めあぐねているのには一つの大きな理由があった。 それは花京院典明の仲間の存在と、彼の精神力が報告で聞いていた以上に成長を遂げているらしいこと。 三対一の人数差と、花京院以外の実力を軽視していた自分の迂闊さにヴァニラは苛立ちを禁じ得ない。 二人共銃を持っており、花京院はスタンド能力による遠距離攻撃をすることが出来る。 ……今のヴァニラ・アイスは、ただ暗黒空間に逃げ込むという、それだけのことすらままならない窮地にあった。 もしも「考え無し」に動くならば、ここまで迷う必要はない。 何故ならヴァニラは人間をやめ、主たるDIOと同じ生命体へと既に一歩を踏み出しているのだから。 多少の負傷は必要なものと割り切って、無理矢理にでも暗黒空間へ飛び込んでしまえば事足りる話だ。 どれだけ相性が良かろうが、手数が充実していようが、暗黒空間の中に干渉できる存在はヴァニラ以外にはいない。 後は傷が癒えるまで暗黒空間に待機するなりして、再び好機を狙えばいいだけのことだ。 ――ただし、これはあくまでも考え無しに行動した場合の選択肢である。 ヴァニラ個人としては、この一手は「愚策」だろうと踏んでいた。 何故か。 それは、主催者・繭がスタンド能力に制限を課せる力を有していることに気付いたからである。 言わずもがな、暗黒空間に閉じ籠もったヴァニラ・アイスは無敵だ。 試すつもりはないが、禁止エリアの存在を度外視した場合、極論この中に閉じ籠もっているだけでも殺し合いに勝てる。 もしも自分がこのゲームの主催者だったなら。 それでいて、参加者が持つ固有の力に干渉できる権限を持ち合わせていたとしたなら。 まず間違いなく、自分はこの「必勝法」に制限を施すに違いない。 制限時間を設定するなり何なり、いくらでも縛り方は考えつく。 花京院は間抜けではない。 DIOを裏切る所業は救い難い阿呆としか言いようがないが、頭脳面のみで見れば優秀なものを持っている。 きっと自分がそんな手段に打って出れば、花京院もその意図を読み取るだろう。 そして対策を講じてくる筈だ。彼のスタンドには、それが出来る。 時間はかかれども、確実にヴァニラ・アイスを殺す手を打ってくる。そうとしか考えられない。 となると、自動的に残された道は一つに絞られる。 この包囲を脱しつつ、暗黒空間へ飛び込み、花京院のスタンドでは行き先を察知できない建物の端まで逃げることだ。 ――だが、どうやって? 額に汗が浮かぶ。 屈辱感以上に焦燥が優っている。 脳裏に蘇るのは、ポルナレフに殺された時のあの感覚だ。 もう二度とあのような無様を晒すわけにはいかない。 DIO様以外の全てを殺し、先の失敗を取り返さなければ、最早こんな自分に価値などは一銭たりとも存在しない。 そんなことだけはあってはならない。 何とかして、どうにかして、この苦境を跳ね返さなければ。 「……もういいだろ、花京院くんよ。何か凄え目つきしてっけど、経験上分かるんだよな」 アフロ頭の青年が、軽薄な笑いを浮かべてひらひらと手を振った。 それから銃口をヴァニラへと向ける。 花京院と番傘の少女も何ら驚いた様子は見せていない。 口には出さねど、想いは同じだったのだ。 「ハッタリだよ。このオッサンは、もう何の手札も残しちゃいねえのさ!」 叫ぶと同時に引き金が引かれたが、しかしヴァニラが動く方が早かった。 掠り傷の軌跡を頬に残しながら、青年へと肉薄すべく突進する。 最後の時間稼ぎも不能になった以上、後は我武者羅に戦うしかない。 歯痒さと焦りに心をぐしゃぐしゃにされながら、ヴァニラ・アイスは三人へと向かっていった。 ● ◯ 言うまでもなく、勝負の結果は見え透いている。 たとえ吸血鬼として強力な肉体を手に入れていようが、彼にとって肉弾戦が不得手な分野であることは変わらない。 クリームというスタンド能力を持っている限り、本来拳を振るう手間など必要ないものであるからだ。 対してアフロ頭――ファバロ・レオーネは体こそ人間であるものの、積んできた経験はヴァニラに勝る。 人の身で悪魔と戦ったことすらある彼に、力だけの化物一体など今更どうして敵になろうか。 突進をひらりと回避し、再度の銃撃。スタンドで防ぐも、ダメージのフィードバックがヴァニラを襲う。 尚も追い掛けようとするヴァニラの行く手を阻んだのは、番傘の娘――神楽であった。 傘からの銃撃を大きく身を撚ることで回避するが、それを読んでいたとばかりに物理的な衝撃がやって来る。 神楽の振るった番傘の身が、ヴァニラの脇腹に直撃していた。 その一撃が持つ重みは、とても少女の細身から繰り出されたとは思えないほどで。 堪らず真横に吹き飛ばされ、受け身を取った矢先に追いついた彼女の蹴りが肉を打つ。 血反吐を吐いて転がり回る姿の、何と無様なことか。 憤死しそうなほどの屈辱に打ち震えて、ヴァニラはそれでも生きることに腐心する。 かつての彼も、DIOへの信心半ばで息絶えることはよしとしなかったろうが、一度死んだことで彼が「生」にかける執念のほどは計り知れないほどの域に達していた。 この世の何者よりも偉大と崇めた男に仕えながら、無能の謗りを浴びせられるに相応しい無様な末路を遂げたのだ。 ヴァニラ・アイスほどの男が、そんな顛末を再びなぞるという未来に恐怖しない筈がない。 そこな半端者ならばまだしも、ことヴァニラ・アイスに限っては。 しかしどれだけ彼の抱く執念が強かれども、この場におけるヴァニラ・アイスは完全に詰んでいた。 神楽が主となって攻め立ててくる中で、ファバロと花京院も一瞬たりともヴァニラから注意を逸らしていない。 もしも暗黒空間に逃れる素振りを見せたなら、あの二人がそれを徹底して妨害する腹積もりなのだろう。 神楽の力も完全に自分を上回っている。肉弾戦では、まず勝てない。 (クソッ! こんなことなら、あの支給品を抜いておくべきだったかッ!!) ……いや、それでも駄目だ。 ここまで押されていては、あれ一つでどうにか出来るとは到底思えない。 (何か……何かないのかッ!? この忌まわしいゴミクソ共をどうにか出来る手はッ!?) ヴァニラの首根っこが掴まれ、思い切り投げ飛ばされた。 浮遊感と共に視界がぐるぐると不快に回転するが、そんなことは彼の目に入ってはいなかった。 武器はない。正しくは、「ある」が、今この場で通用するたぐいのものではない。 普通に考えればどうしようもない。 プライドを捨てて命乞いにでも走ったほうが、まだ生きる望みがあるだろうと思えるほどだ。 だがそれは、普通に考えれば、の話である。 ヴァニラは床に臥せることも厭わず、必死にそれを妨害されまいとした。 神楽の追撃が来るよりも早く、可能な限り全力で、とっておきの奇策を使うべくカードを引き抜く。 足音が聞こえる。 迫ってくる音だ。 猪か何かが走ってくるような激しさを秘めて、悪のスタンド使いに引導を渡す獰猛な兎が走ってくる。 もう時間はない。 しかし幸い、ちょうど時を同じくして、ヴァニラ・アイスの準備も整った。 フルスイングで振るわれた番傘の一撃に対し、ヴァニラは「それ」を思い切り突き出すと――神楽は驚愕した。 神楽だけではない。 花京院も、そしてファバロも。 誰一人、ヴァニラの行動を予測できなかった。 いや――花京院に限って言えば、「それ」が武器になることを予測できなかった、と言った方が正しいか。 彼は堪らず声をあげる。 「貴様、それはッ!」 ――ヴァニラ・アイスが握っていたのは、人間のものなのか疑わしく思えてくるほどの屈強な「右腕」だった。 腕輪が付いていることから、元は参加者の体の一部だったことが窺える。 ヴァニラも体つきは屈強な方であるが、それでもこれほどではない。 改めて見ると、人間のものとは思えない。 ヴァニラはこの存在と真っ向から渡り合うような事態を回避できた自身の幸運に感謝せずにはいられなかった。 範馬勇次郎。 人は彼をこう呼んだ――「地球最強の生物」と。 だが、かつての伝説は今や暗黒空間の彼方に消え失せた。 今、この現世に残っている範馬の伝説はこの右腕だけだ。 悪魔的とまで称された男の豪腕は死後硬直で鋼のように硬まっていたが、内には未だオーガの細胞が犇めいている。 持ち主死せども、彼の遺した肉体は不朽。 現に勇次郎の死から六時間近くが経過した今も、右腕は血色の悪くなる様子すらない。 ともすれば意志を持って動き出すのではないか――そんな不安を見る者へ抱かせるほど。 夜兎族の少女が相手の生死を度外視した全力で振るった番傘を、軋みすらせずに受け止められるほどの堅牢さと頑健さを、ヴァニラ・アイスが握った「範馬勇次郎の右腕」は持っていた。 ヴァニラがこの腕の真価に気付けたのは全くの偶然。 天啓めいた直感は、死を目前にした生物の本能であったのか。 それとも――死して尚戦いを渇望するオーガの思念が、「俺を使え」と彼を突き動かしたのか。 ヴァニラはせめぎ合う番傘を真下から蹴り上げ、神楽のバランスを崩させた。 そして、勇次郎の右腕を刺突の要領でその腹部に見舞う。 闘争のみに全力を尽くした怪物(オーガ)の隻腕――軽いはずがない。神楽が地面を転がった。 「ファバロォォォォ!! 奴を撃てッ!!! 『奴だけの世界』へ逃げ込ませるなァ――ッ!!!!」 「お、おうよッ!」 花京院のスタンドと、ファバロの銃撃が同時にヴァニラへ浴びせかけられる。 神楽も体を起き上がらせ、番傘を持ち上げかけていた。 だがそれよりも、ヴァニラ・アイスが行動する方が一歩早かった。 発現させたクリームによって暗黒空間への入口を作り出し、もう片方の手で握った「右腕」を棒術の要領で振り回しつつ、そこへ転がるようにして飛び込んだ。 背には鋭い痛みを感じるものの、行動へ重篤な支障を来すほどではない。 ニヤリと笑みを浮かべながら、脇目も振らずにヴァニラ・アイスはステルス状態のまま放送局を駆け抜ける。 クリームの特性として、移動の際に通った経路は丸分かりとなってしまうが――そこは妥協するより他ない。 兎角今はこの場を離れ、体勢を立て直す必要がある。 暫く闇雲に移動した後で、ヴァニラ・アイスはやっと暗黒空間から顔を出した。 ◯ ● 「ッ、ファバロ! 何故止める!?」 「いいから落ち着きな。さっきも言ったろ、此処に居るのは多分アイツ一人じゃねえんだよ」 ヴァニラを追おうと逸る花京院の肩を掴んだのは、ファバロだった。 彼の窘める言葉を聞いた花京院は、ハッと自らが冷静さを失っていたことに気付き、唇を噛む。 ――時は少々前、彼らがヴァニラ・アイスのスタンド能力に対処する為の作戦会議を行っていた頃に遡る。 ファバロは突入する気満々の花京院達両名にその時も待ったをかけた。 この放送局から流された「定時でない放送」を聞いていない彼らには知る由もなかった「もう一人の敵」の存在を、ファバロ・レオーネは知っていたからだ。 ジル・ド・レェ。 死霊使い。 善人の顔をして参加者を引き寄せようと目論む危険な男。 今でこそ奴はまだ此方へ干渉してきていないが、あの「姿の見えないスタンド使い」を追うとなれば鉢合わせになる可能性が格段に上昇する。最悪、件のスタンド使いと協力してくることも考えなくてはならないだろう。 結構な騒ぎを起こした。 よもや、あちらがこの戦いを感知していないとは思えない。 だからファバロは花京院を止めた。 とはいえ、それは心より彼の身を案じて親切心を働かせたわけではない。 ファバロ・レオーネもまた、仮面を被っている人物だ。 積極的に参加者を殺し回ってこそいないが、かと言って正義の心でそれを止めようとしているわけでもない。 今の彼にある確かな指針といえば、生きる――そのくらいのもの。 「姿の見えないスタンド使い」は確かに厄介だ。 排除できることならしておきたいし、ジルについても同じである。 しかし、それはあくまでもチャンスがあれば狙って行きたい、程度の思いに過ぎない。 ジル・ド・レェとスタンド使いの双方を相手取らなければならない事態は、無視できない巨大なリスクを伴ってくる。 当然、両方を倒せれば旨みは大きいが……当然、その為にはより慎重な行動が要求される。 スタンドという概念に心得のある花京院を先頭とする以上、蛮勇で動かれては堪ったものではない。 そう思っての制止だった。 現時点ではファバロも追撃する気でいるが、不利と悟れば彼はすぐにでも踵を返すだろう。 卑怯者の謗りを受けるのは想像に難くない。 もっとも、それこそ今更の話だが。 「……すまない。ありがとう、ファバロ」 「気にすんなって。それより、そういうわけだからよ。追うってんならもう一度作戦を話し合っておこうや」 一方の花京院は、ぐっと拳を握り締めていた。 自分は焦っている。 自分の不手際で死なせてしまった命のことが、頭から離れない。 あの「姿の見えないスタンド使い」を殺すことで、その罪が消えるわけでもないというのに。 「のりピー、アレをやったらどうアルか?」 さっきのスタンド使い? から逃げてる時にやってた索敵ネ。アレでなら、少しは進みやすくなるはずヨ」 「成程、そうだな。奴のスタンド能力がある以上、移動しながらは使えそうにないが…… 今の内に建物の中を索敵しておけば、少しは進む上での危険も少なくなるかもしれない」 法皇の緑を這わせた索敵状態では、「姿の見えないスタンド使い」の襲撃を察知してから反応まで間に合わない。 それはヴァローナの一件で身を以て理解することになった。 あの時は花京院が直接狙われたわけでなかったからどうにかなったが、もし最初から自分を殺すつもりだったならと思うと背筋に冷たいものが走る。 他二人の安全を考慮しても、索敵を発動させながらの移動は不可能と見るのが妥当だ。 奴の移動路線を事前に察知できる、局へ突入する前まで使っていた紐状の擬似センサー。 それを張り巡らせつつ、花京院はもう一度唇を噛んだ。 若きスタンド使いは、胸中に込み上げる様々な感情に浮かされながら自身のスタンドを建物内へ走らせていく。 彼らの魔領攻略戦は、これにてようやくスタートラインに立つことが出来たのかもしれない。 【E-1/放送局/一日目・朝】 【花京院典明@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(大)、脚部へダメージ(小)、腹部にダメージ(中)、自分への怒り、強い焦り [服装]:学生服 [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:不明支給品0~2枚 [思考・行動] 基本方針:繭とDIOを倒すために仲間を集める 0:建物内を調べる 1:死をもって償わせてやる 2:承太郎たちと合流したい。 3:ホル・ホースと『姿の見えないスタンド使い』、神楽の言う神威には警戒。 4:スタンドが誰でも見れるようになっている…? 5:僕が拘束していなければ、彼女は…… [備考] ※DIOの館突入直前からの参戦です。 ※繭のことをスタンド使いだと思っています。 ※スタンドの可視化に気づきました。これも繭のスタンド能力ではないかと思っています。 ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします ※『法皇の緑』を用い、局内の索敵を行っています 【神楽@銀魂】 [状態]:腹部にダメージ(小) [服装]:チャイナ服 [装備]:番傘@銀魂 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:不明支給品0~2枚 [思考・行動] 基本方針:殺し合いには乗らないアル 1: 『姿の見えないスタンド使い』を倒すアル 2:神威を探し出し、なんとしてでも止めるネ。けど、殺さなきゃならないってんなら、私がやるヨ。 3:銀ちゃん、新八、マヨ、ヅラ、マダオと合流したいヨ [備考] ※花京院から範馬勇次郎、『姿の見えないスタンド使い』についての情報を得ました。 ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 【ファバロ・レオーネ@神撃のバハムート GENESIS】 [状態]:疲労(中)、右頬に痺れ、酔いも覚めた [服装]:私服の下に黄長瀬紬の装備を仕込んでいる [装備]:ミシンガン@キルラキル [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(8/10) 黒カード:黄長瀬紬の装備セット、狸の着ぐるみ@のんのんびより、小型テレビ@現実 グリーンワナ(緑子のカードデッキ)@selector infected WIXOSS、カードキー(詳細不明)ビームサーベル@銀魂 [思考・行動] 基本方針:女、自由、酒ってか? 手の内は明かしたくねえんだよ 1:『姿の見えないスタンド使い』を追う――が、いざとなれば即撤退する。無駄死には趣味じゃねえ。 2:チャンスがあればジル・ド・レェを殺す。無理そうなら潔く諦める。 3:カイザルの奴は放っておいても出会いそうだよなあ。リタにも話聞かねえとだし。 4:『スタンド』ってなんだ? 5:寝たい。 [備考] ※参戦時期は9話のエンシェントフォレストドラゴンの領域から抜け出た時点かもしれません。 アーミラの言動が自分の知るものとずれていることに疑問を持っています。 ※繭の能力に当たりをつけ、その力で神の鍵をアーミラから奪い取ったのではと推測しています。 またバハムートを操っている以上、魔の鍵を彼女に渡した存在がいるのではと勘ぐっています。 バハムートに関しても、夢で見たサイズより小さかったのではと疑問を持っています。 ※今のところ、スタンドを召喚魔法の一種だと考えています ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします ● ◯ 暗黒空間を抜け出、適当な部屋に転がり込んだヴァニラ・アイスが行ったのは、自身の支給品の確認だった。 正確に言えば、「自身の」ではない。 自身が殺し、奪い取った支給品だ。 範馬勇次郎。ヴァニラが最初に殺めた地上最強の生物が持っていた道具を検める時が来た。 花京院の追跡を行っている時は彼を殺してから確認すればいいと思っていたが、今は状況が状況だ。 スタンド能力に頼りきっているだけでは、再び不覚を取る可能性がある。 手札は少しでも多く――より確実に奴らを殺すための備えをしておかなければならない。 黒のカードを振ると、一発目から当たりを引いた。 重機関銃。説明によれば、ブローニングM2キャリバーなる名称のものらしい。 あの範馬勇次郎という怪物がこれを振り回していたらと考えると、さしものヴァニラもゾッとする。 銃の細かいスペックや逸話などどうでもいい。 重要なのは、これであの三人を一網打尽に出来るかどうかという話だ。 冷静に考えて、五分がいいところだと思う。 花京院は当てることが叶えばまず間違いなく殺せるが、スタンドで防がれれば怪しい。 ファバロとか呼ばれていたアフロ頭は恐らく手数で圧殺できる。中華風の少女は――分からない。 あの少女は恐らく、まともな人間ではないだろうとヴァニラは先の邂逅で感じ取っていた。 そうでなければ、あんな矮躯からあれだけの力が出るとは到底思えない。 だから結論として、ヴァニラはこれに頼り切るのは危険だと判断した。 自分自身に支給されたものの中にも武器はあったが――人数差を覆せるような威力を持つものではなかった。 支給品の力だけで事を楽に運べる、そんな上手い話は今のところ、ヴァニラ・アイスの前には転がっていない。 「次だ」 残された二枚の黒カード。 内の一枚に手を掛けようとした。 「ッ」 その時だ。 彼の耳は、ある物音を捉えた。 部屋の入口から聞こえたその音は、扉のノブが回る音。 ――花京院達が、もう追いついてきたというのか? そう思って引き出したばかりの重機関銃を扉へ向けたヴァニラだったが、そこから現れた人物は彼の知らない顔だった。 第一印象を一言で形容するならば、「不気味」。それに尽きる。 奇妙に離れたぎょろりと大きな目玉に脂ぎった素肌、枯れ木のような肌の色。 どれを取っても人間らしくない。 言ってしまえば、一目見ただけで「まともではない」と分かる外見をしていた。 彼はにたりと微笑んで両手を挙げ、戦意のないことを示す。 訝しげに眦を顰めるヴァニラへ、インスマス面の男はよく通る声で自己紹介を始めた。 「お初にお目にかかります。私はジル・ド・レェという者ですが……放送は聞いて頂けましたかな?」 「……貴様が行ったもの、という意味でも、主催者が行ったもの、という意味でも――否だ」 「そうでしたか。実は私、この場に参加者の皆々様を集めようと思ったのです。 しかし全員を私一人で相手取るのは幾ら何でも骨が折れる。そこで遊撃手として人を雇ったのですが……」 それは貴方に殺されてしまいました。 ヴァニラの脳裏には、クリームの一撃で仕留めた金髪の女の姿が再生されていた。 彼に言わせればさして印象にも残らない相手だったため、これまではさして気に留めることもなかったが。 「先程の戦い、拝見させていただきましたよ。結果は残念でしたが、しかし惜しかったですねえ」 「……嫌味か? 貴様……」 挑発しているのかとも思ったが、どうやらそんな幼稚な真似をしに来たわけではないらしい。 疑心露わに睥睨するヴァニラ・アイス。 彼を知る者ならば、彼が悠長な対話に応じていることに首を傾げたかもしれない。 この男は苛烈な殺意と、簡単には沈静化しない灼熱の感情を内に秘めた怪物のような精神構造の持ち主だ。 会話に応じることもなくジルを葬り、その持ち物を奪うくらいの真似はしても何ら不思議ではない。 彼がそうせず、魔術師との対話に応じている理由は――ひとえにこの殺人者が放っている「凄み」故だった。 DIOともまた違った、ベクトルの違う方向での異質性。 それが彼の手を僅かに鈍らせた。少なくとも、あちらが行動を起こさない限りは様子見をしておこうと思わせるほどに。 「何が言いたい」 「単刀直入に言うとですね。貴方には、亡き彼女の代わりになっていただきたいのですよ」 「貴様に協力しろ……ということか」 「そうなりますねぇ」 間抜けが。 ヴァニラはひどい侮辱を喰らった気分になった。 DIO様に絶対の忠誠を誓った自分が、一時とはいえ主の敵と肩を並べて戦う。 舐めてかかるのも大概にしろという話だ。 今すぐ暗黒空間へばら撒いて、持てる限りの装備を奪い取ってくれる――沸騰しかけた感情を止めたのは。 自分の信心を「地獄でやっていろ」と一蹴しこの身体を灰に変えた、瞼の裏に焼き付いて離れない宿敵の面影だった。 (いや……落ち着け。落ち着くのだ……) 砕けんばかりに奥歯を噛み締め、沸き上がる殺意をクールダウンさせる。 あのお方が敗れる筈はないが、自分には失敗の前科がある。 今度は期待を裏切るような真似をするわけにはいかない。 そんな事態になれば、その時自分はきっと発狂してしまうに違いない。 今は落ち着け。冷静に状況を見つめろ。 認めたくはないが、花京院典明とその連れ二人はヴァニラだけでは聊か手に余る相手だ。 それは先の戦いを思い返せばたやすく分かることで。 (この男には利用価値がある……花京院やあの娘を殺す上で、『手駒』として使うことが出来るッ) だからヴァニラ・アイスは断腸の思いで、ジルの提案を受け入れることにした。 「……いいだろう。貴様の提案に乗ってやる」 「これは頼もしい。いいでしょう、これより我らは一蓮托生の同胞」 「やめろ。反吐が出る」 しかし勘違いするなよ。 燃え盛る屈辱の炎で身を焼きながら、ヴァニラは心中に誓う。 花京院とその仲間達を殺し、DIO様へ仇なした報いを受けさせたなら。 その次はジル・ド・レェ――自分の『汚点』であるこの男を清算する。 死を通じて学習し、より凶悪に成長していく狂信者――その殺戮はまだ始まったばかり。 【キャスター@Fate/Zero】 [状態]:健康、魔力300%チャージ [装備]:リタの魔導書@神撃のバハムート GENESIS、神代小蒔、南ことり、満艦飾マコのゾンビ [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:生命繊維の糸束@キルラキル、遠見の水晶球@Fate/Zero [思考・行動] 基本方針:ジャンヌ・ダルクと再会する。 1:ヴァニラと共闘する 2:放送局で宝具を持つ参加者とジャンヌを待ち受ける [備考] ※参戦時期はアインツベルン城でセイバー、ランサーと戦った後。 ※ジャック・ハンマーをバーサーカーかあるいは他のサーヴァントかと疑っています。 ※神代小蒔、南ことり、満艦飾マコの遺体をゾンビ化しました。 【ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:ダメージ(大) 、疲労(大)、背中に銃創複数(回復中) [服装]:普段通り [装備]:範馬勇次郎の右腕(腕輪付き)、ブローニングM2キャリバー(650/650)@現実 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:双眼鏡@現実 不明支給品0~2(確認済、二個中一個は武器)、範馬勇次郎の不明支給品0~2枚(未確認) [思考・行動] 基本方針:DIO様以外の参加者を皆殺しにする 1:ジル・ド・レェと共闘し、花京院一行を抹殺する 2:血を吸って回復したい 3:承太郎とポルナレフも見つけ次第排除。特にポルナレフは絶対に逃さない 4:花京院達を殺した後に、ジルも殺す [備考] ※死亡後からの参戦です ※腕輪を暗黒空間に飲み込めないことに気付きました ※スタンドに制限がかけられていることに気付きました ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 支給品説明 【ブローニングM2キャリバー@現実】 範馬勇次郎に支給。 ジョン・ブローニングが第一次世界大戦末期に開発した重機関銃。 M2がアメリカ軍に制式採用されたのは1933年であるが、信頼性や完成度の高さから現在でも世界各国で生産と配備が継続されている。 時系列順で読む Back 震えている胸で Next 変態ではない!変身だ! 投下順で読む Back 震えている胸で Next 変態ではない!変身だ! 110 前哨戦 花京院典明 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編) 110 前哨戦 神楽 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編) 110 前哨戦 ファバロ・レオーネ 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編) 110 前哨戦 ヴァニラ・アイス 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編) 110 前哨戦 キャスター 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編)
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/32.html
もと居た部屋にもう一度戻ると、ホル・ホースはソファに腰を沈めて男の顔を見上げた。 見れば見るほど、男の容姿はジョセフ・ジョースターと似かよっている様に思える。 精悍な顔つき、強い意志を感じさせる瞳。 それらは、かつて戦ったときに見たあの男の面影を確かに残している。 苗字の一致は、決して単なる偶然などではないだろう。 「あんたも座ったらどうだ?」 顎をしゃくって向かいのソファを勧めると、対面する相手は言われたとおりに腰を下ろした。 その物腰はどことなく古風な優雅さを漂わせており、上流階級的な気品を感じさせた。 「それじゃ旦那、最初は自己紹介と行こう」 「ああ、そうしよう。……ところで、まずは君の名前をもう一度教えてくれないかね。 すまないが、さっきは突然だったせいでよく聞き取れなかったのでね。ええと、『ホル』……?」 ジョージ・ジョースターが腰掛けたのを確認し、ホル・ホースは我先にといった感じで口を開いた。 こういう場では、できる限り会話の主導権を握っておいたほうがいい。 一旦相手のペースに嵌れば、嘘を吐くのも、有用な情報を聞き出すのも難しくなる。 特にこの男は先ほど、僅かな言葉のやり取りだけで自分を諌めさせてしまったのだ。 スタンドの能力は不明だが、彼の持つ独特なオーラはそれだけで何か『ヤバイ』気がぷんぷんする。 「俺かい? さっきも名乗ったが、俺は……」 先ほど名乗った自身の名をもう一度口にしかけたホル・ホースが、しかしふと真顔で口ごもった。 ……っと、さっきは気にしなかったが、もしもこいつが本当にジョセフの息子か何かなら、俺の名前を言うのはまずいんじゃねぇか? こいつの顔をジョースター一行の中に見た覚えはないが、だからといって油断はできねえ。 何て言ったってこいつは、クソ忌々しい『ジョースターの血統』の一員だ。 ジョセフや承太郎のクソ野郎共から、電話か何かで情報を送られている可能性だってないとは言い切れねえ。 幸い、さっきはいきなりだったから正確な名前は聞き取れていなかったようだ。 だが次に正直に名乗れば最後、すぐに俺がDIOの配下だってことがバレちまうかもしれねえな……。 それなら、仕方ない。この男がどこまで『関わって』いるのか、俺がこの会話の中で探るまでだ。 「『ホル』じゃぁねえよ旦那。俺のイニシァルはHじゃなくて、Pさ」 首を捻って聞き返すジョースター郷に、できる限り平静な顔を見せると、ホル・ホースは眼前の相手に告げた。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ポルナレフ。J・P・ポルナレフだ。よろしく、旦那」 言いながら、ちらり、と視線をかすかに上方へ向け相手を伺う。一瞬の動揺も見逃さないつもりだった。 眉根が一瞬寄せられたとか、驚いたように目を瞬かせたとか、息を飲む音がしたとか。 そういう変化があれば、絶対に見落とさずに確認してやれる自信があった。 友好的に右手を差し出しながらも、ホル・ホースの瞳はぎろぎろと光を放っていた。 「ああ、こちらこそよろしく頼むよ、ポルナレフ君」 しかしジョースター郷はそう返答すると、ホル・ホースの差し出した掌を胸の前で握り返した。 ホル・ホースを真っ直ぐ見つめるその双眸に、疑惑や驚愕の色はない。 彼の表情や仕草にも、とりわけ不審な臭いは感じ取ることができなかった。 相手の反応を確認し、ホル・ホースはその場で小躍りしたくなる。 思わずにまにま笑ってしまいそうなのを抑えて、自分自身を落ち着かせるように首の後ろを軽くもんだ。 首筋のコリと共に張り詰めていた緊張を解きほぐしながら、心中でこっそり「ラッキー」と呟く。 もしこの男が少しでも承太郎達から情報を得ているなら、いくらなんでもポルナレフの名前くらいは聞き覚えがあるだろう。 その名前に何の反応もしなかったということは、当然、自分のことも知らない筈だ。 もっとも、だからと言って今更本名を教え直すつもりもない。 相手が自分を『ポルナレフ』だと思っているのなら、勝手に勘違いさせておけばいい。 情報は、何にも勝る貴重品だ。 なかでも殺し合いの最中には、特にその価値が跳ね上がる――。 * * * ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ところでポルナレフ君、君は誰か探している相手は居ないのかね」 「ああ、それなんだが……俺にはこれといって会いたいヤツはいねぇ」 DIOに付くという手もあるが、あの方なら一人でも十分に生き残れるだけのすべを備えているだろう。 のこのこ彼のもとへ出向いて、あっけなく殺されてしまってはたまらない。 かといって、他の配下達なんぞと共闘できるとは思えないし、敵対している承太郎一行と組むのだって無理だろう。 「そういう旦那は、誰か探したい相手が居るのかい?」 「ああ、見つけなければならない者が二人居る」 「そういや、さっき『息子』がどうとか言ってたな。するってぇと、その二人ってのはあんたの子供達なのか」 まさか、承太郎じゃぁねえだろうなあと若干ビビりながら、ホル・ホースが尋ね返す。 ジョースター郷は、ホル・ホースの問いにこくりと頷くと、深刻そうな面持ちで口を開いた。 「一人はジョナサン、もう一人はディオ。二人とも、私の大切な息子だ」 「……なっ、何ぃぃぃぃ!?」 あまりに予想外な名前を耳にして、ホル・ホースは思わず、顔を引きつらせて仰天した。 目を真ん丸く見開いて眼前の相手をじろじろと覗き込むが、嘘を言っているようには見えない。 そりゃぁDIOだって木の股から生まれたわけではないだろうから、父親が存在したっておかしくはない。 だが、この男が父親というのはいくらなんでも不可解だ。 先ほど名乗ったファーストネームも勿論だが、何よりどう考えても年齢が合わないだろう。 こいつ、頭がイかれてるんじゃあねえのか? 言ってることが、めちゃくちゃじゃねえか。 年のせいで耄碌してるってんなら、とっとと分かれて別の相棒を探したほうがいいよなあ。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ……いや、待て。もしかしてこの男も、自分と同じことをしているんじゃあねえのか!!? 在り得るぜぇ~っ。俺が名前を偽ったように、この男も自分の名前を偽って教えたのかもしれねえ。 こんな状況で出会ったヤツに、す~ぐ本名を教えるなんて危ないこと、普通の人間じゃそうそうできねぇ。 実際俺だって、相手の反応を見るためにポルナレフの名前を使ったわけだしな。 自分の名前や探している相手を知られれば、それが『弱み』になる。 慎重な人間なら、『弱み』に繋がりそうな情報は出来るだけ隠しておきたいってぇ考えるだろう。 単純な、しかしそれまで思い浮かばなかったその思い付きに、ホル・ホースはどくんと心臓を高鳴らせた。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ……だとするなら、そう、こいつの名乗ってるジョースターの名前も!! 口から吐いたデマカセってことか!! ホル・ホースはその考えに確信を抱くと、苛付きながら目の前の男を凝視した。 相手の顔は先ほどまでと変わらぬ穏やかさに満ち溢れている。 だがその表情は、今のホル・ホースの瞳にはどうにも胡散臭い物に映った。 なんだぁ? そんな顔で紳士ぶりやがって、本当はハナッから俺を騙そうとしてやがったんじゃねえか! くそっ!! よりにもよって俺に嘘吐いて利用しようとするなんてよ~~!! 許さねえぜ!! ……ふん、けど、俺はこんな野郎に利用される気はさらさらねえ。 テメェが俺を利用しようとするなら、俺はさらにその裏を書くまでだ。 ――――俺を騙そうとした分のツケは払ってもらうぜ? 『自称・ジョースターさん』よ~~っ!! 【杜王グランドホテル(10階)・一日目 深夜】 【零代目ジョジョ(?)チーム】 【ジョージ・ジョースター1世】 [スタンド] なし [時間軸] ジョナサン少年編終了時 [状態]:健康 [装備]:狙撃銃 [道具]:支給品一式(狙撃銃の予備弾) [思考]:1)出来る限り争いを阻止する 2)危険人物相手には実力行使もやむ得ない 3)荒木の打倒 4)ジョナサンとディオの保護 [補足]ホル・ホースの名前を『J・P・ポルナレフ』だと思っています 【ホル・ホース】 [スタンド] 『皇帝』 [時間軸] エジプトでDIOに報告した後 [状態]:健康 /ジョースター郷に疑念 [装備]:なし [道具]:支給品一式(ライター) [思考]:1)出来るだけ戦わずにやり過ごしたい 2)利用できる味方を増やしたい 3)とにかく生き残りたい 4)ジョースター郷を利用し尽くす [補足]ジョースター郷の名前や、ディオが息子だという言葉を嘘だと思っています 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 15 誇り高き血統 ジョージ・ジョースター1世 34 全てが噛み合わない 15 誇り高き血統 ホル・ホース 34 全てが噛み合わない
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/25.html
特徴 このゲームで鳥に次ぐ強キャラ。ダイアグラム上は鳥と僅差で理論値はかなり強く見える。 しかしあくまで「理論値」であり、この世のトップ勢が集まる大会ですら花京院使いは少ない(DIO,承太郎,ポルナレフなどが多い)。 …と難易度も規格外なので、こいつで勝つには相当なプレイヤーに限られる。打たれ弱く攻撃力も高いわけでもないので、初~中級者がカタログスペックを見て使うとフルボッコにされるのがオチ。 このゲームで天下を取れるレベルの人間が使って始めての「鳥の次に強い」キャラであるので、格ゲーに自信のない人はDIO,承太郎,ポルナレフなど、大人しくスタンドゲージのある「スタンダードに強いキャラ」をオススメする。 愛、才能、努力、根性、etcと格ゲーに必要なリソースを全て持ってるならば使っても良いだろう。DIO,承太郎,ポルナレフなどとは対照的に難易度とスペックのバランスが悪すぎる 更にアーケードやオフラインと違い、オンラインでは上級者キャラ殺しの「ラグ」がある。よって、オンラインメインで考えるなら大して強くない。 逆に言えば、こいつで本気のアーケードガチ勢に勝てる様になれば、ジョジョマスターとして胸を張って良い…と思う。それくらい難しいし、やり甲斐もある。 ↓は、あくまで超上級者がアーケードのラグなしでやることを前提にした性能 牽制は、画面1/4~1/3に及び下位キャラはこれだけでかなりキツイ。それに加えて結界もあるので待ちが非常に強い。一部詰むキャラも。 地対空は、誇ジョのJ強だろうがポルの本体J中だろうがアヴのSonJ強だろうが落とすSon立中。そしてポルのSonJ弱に相打ちを取れるSon6弱がかなり強い。 これらによる受身狩りも強く相手が下手をしたら何割も奪えることも。まあ、このゲームは受身狩りが強いキャラが結構居るので花京院に限った話ではないが…。 空対空は本体J強が異常な判定に加えてダメージも高いという万能っぷり。 崩しは、ズームアウト状態で画面の1/2、ズームイン状態で画面のほぼ全てが見てから止めるのはきついレベルの中下段の範囲という壊れっぷり。しかも近距離では屈弱とほぼ同じ発生の中段まで出来るという始末。 コンボ火力は、1ゲージで4~5割+見切りにくい起き攻め、2ゲージなら7割程度と高火力。デム結界が成功すれば10割もいける。 その凄まじい性能を引き出すためには覚えるべき事が多く、扱いきれるようになるまでにかなりの時間と練習を要するのが唯一と言っていい難点。 コンボの目押しもやや難しい部類に入る。 カラー一覧 弱 中 強 S スタート 通常技 必殺技・スーパーコンボ コンボ 起き攻め・崩し キャラ対策 小ネタ・バグ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/1055.html
724 :名無しさん(ザコ):2013/04/17(水) 22 01 22 ID RdoToN5w0 ジョセフ=ジョースター(第三部)(ジョジョの奇妙な冒険(スタンド使い)) 孫と同様、何気に三部(二部~四部)にわたって登場している元・第二部主人公。 流石に前作ほどの爆発力はなくなっているが、策士キャラとしての特性が大きく強化され、 SPも集中・ひらめき・熱血の基本セット以外は策謀・挑発・かく乱と、かなりそれっぽい 構成になった。また、初期179と言う高めの技量と通常武装であるハーミット・パープルの 特性(消費10、1-2P、CT+15の縛属性)が合わさって、非常に優秀な縛り屋として再設計されている。 生存力も、403M(+集中ひらめき)と言う回避能力を持ち、武突属性に対しては、発動率が 切り払い依存(初期Lv2。Lv37で最大のLv6到達)ながらも当て身技があるなど、決して低くはない。 但し、スタンドの形状が形状のため、他の味方スタンド使いと違ってスタンド防御(シールド)を 持たず、いざ被弾するとあっさり撃墜される可能性もあるので注意。 そして攻撃能力はと言うと、単体火力は主人公時代より上ながらも、最大で1600。第三部は 第二部までと違って吸血鬼キャラがあまり登場しないため、光属性によるダメージ増加も あまり期待できず、更には最強武装に付属する縛属性の影響でダメージも伸びないため、 ダメージディーラーとして期待することはできないだろう。 尤も、最強武装のハーミット・パープル&波紋のCT補正は+25もあるので、レベルが近ければ、 ラスボスのDIOでさえ30%前後の確率(弱点による+10%込み)で縛ることができる。無改造で最大 4回使用できるなど燃費も悪くはないので、ジョセフ自身はあくまでサポート役に徹し、縛った 強敵を孫にオラオラしてもらおう。